明るい職場で1日を過ごせる『永く安心して働ける会社』
日本で10位以内のテント会社
私たち松山産業株式会社は、テントを設計から製造、施工まで一貫して行っています。
テントというと、キャンプのテントを想像することが多いですが、それとは違います。
私たちが扱っているのは、もっと大きなテント。工場や倉庫などその建物自体をテントで施工つくるのが主な事業です。
日本のテント業界では、10位以内の規模の会社になります。
調子が良い時も悪い時も。安心して働ける会社へ
私が入社したのは26歳の時。実は、父が創業した松山産業が傾きかけていました。はじめはテントに関する知識も経験もなかったので、配達の仕事から始めました。シートシャッターの溶接で顔を火傷したり、お客様のタイヤ工場に施工に行って、身体中が真っ黒になったこともありました。多額の借金返済のため、朝から晩まで働けるだけ働きました。
こんな経験から、私の中に決意が生まれました。『どんな人も会社も、調子が良い時も悪い時もある。たとえ悪い状況になっても、毎月決まったお給料を支給できる、みんなが安心して働ける会社を目指す!』こんな気持ちで、38歳の時、社長になりました。
ピンチはチャンスになる。
私が社長になった2007年。姉歯事件での構造計算偽造から、2007年建築基準法が改正されました。
テントでも大きなものは構造計算が必要になり、確認申請が必要になったのです。経費もかかります。当社にとっては、かなりの打撃!
ですが、日本は地震が多い国。
当社のテントを使う人の安全のため、テントの構造計算に取り組む決断をしました。
実のところ、私も構造計算なんてやったことはありません。
そもそもテントで構造計算をどうやってするのか?!イチから勉強して、ストレスで胃がやられ、胃薬を毎日飲む。噛み締めで、奥歯が1本なくなるくらいでした。
会社では「大学入試で数学を選択した人、集まれ!」と、数学が得意な従業員に集まってもらいました。そして、構造計算を自社でできるよう、ソフトウェアを開発。それが今の設計部になったのです。
従業員の頑張りもあり、今では、県下唯一の構造計算ができるテント会社になりました。まさに、ピンチはチャンス。
目の前の試練に取り組んだ結果、テントの設計から施工までできる会社に飛躍しました。
テントの未来。
私は『テントには未来がある』と信じています。一般の建築で工場を建てるより、テント施工の方が経費面でお客様に喜ばれます。テントでも工夫すれば、断熱や火災にも強いものができます。
松山産業では、従業員が永く安心して働ける会社を実現するために、常に新製品の取り組みも行っています。新しいことに取り組み続けることが、人や会社の活力になってく。そうすると、売上も上がり、そして従業員のお給料や待遇をよくできる。
こんなテントで創意工夫する会社で、一緒に働いてみませんか?
教育方針
『ロケットスタートしない』
現在、教育制度やマニュアルなど、定型のものはありません。『習うより慣れよ』です。ロケットスタートするような即戦力は求めていません。
実際、テントの仕事を学校で習うことはありませんので、入社したときから、皆1年生。
じわっと馴染んで、徐々に戦力になっていってください。
例えば、事務職の場合:入社1ヶ月の目標は、事務所のみんなの名前と顔を覚える。そこから始めていきます。
ある社員例:就職氷河期世代でこれまで職を転々としていましたが、入社後、ゼロから二級建築士を取得。設計部で、現場の再戦隊で活躍するまでになりました。(今は、採用担当)